入院4日目

3日目朝の地獄は序の口。
本当の地獄はここから始まった…

消灯してしばらくたち、トイレに行きたくなり起き上がろうとしたら激痛。やけるような痛みを下腹部に感じる。
でももらすわけにはいかんので、歯を食いしばり何とかトイレに。
痛みをこらえて何とかベッドに戻って横になり、すこし落ち着いてからナースコールで痛み止めをお願いし、ロキソニンを飲む。

昼間ロキソニンを飲んでから6時間以上経っていたこと、痛みの種類が全く違っていたことなどから、痛み止めがほとんど効いていない状況だったのではないかと…:(´◦ω◦`):ガクブル


ロキソニンが効いてきたのか、焼けるような痛みはおさまってきた。
でもへその辺りにガスが溜まってお腹が張っている時の痛みのもっと強い感じがあり、それは消えない。
そして水1リットルのせいか、二時間おきくらいにトイレに行きたくなる…
ひぃひぃ言いながらトイレとベッドの往復。
今宵も朝まで長いぜ…
ようやく6時になろうかと言う頃、痛みもまた強くなってきていたのでナースコールで鎮痛剤をお願いし、服用。

朝の検温は36.3℃。何故かいきなりの平熱。
お腹の痛みに苦しんでいたので看護師さんに
「朝食食べれそう?もし半分以下しか食べれないとまた点滴になっちゃうから…」
という恐ろしいお言葉を頂戴したので、
「しんどいですけど、目の前に出されたものは全部食べる習性なので」と返して、有言実行しました。

朝食は、月曜日ぶりの米飯に貝柱の卵とじ、えのきとわかめの味噌汁、白菜と人参の煮浸し、ふりかけ、ジョア
いつもの私では足りないけど、超頑張らないとムリでした。
超頑張って完食したら、食後全く動けなくなりました^ ^;

しんどくてベッドでくたばっていると、主治医が様子見に来てくれて、状況説明したけど
「とにかく頑張って動いてください!今痛くてつらいけど、動いた方がのちのちいいことたくさんだから!」と強引に結論づけて去っていった…

続いてよぅわからん男性と女性の2人が来て(麻酔科?)硬膜外麻酔のチューブを抜いてくれました。
痛みの状況を説明すると、追加でカロナール出せるので必要ならどんどん言ってください、とのこと。

続いて昼間の担当看護師さんが来たので、痛み止めの相談。ロキソニンが効きづらいなら座薬はどうか、とのことで、ロキソニン服薬から6時間経ったところで座薬注入。
いややっぱり大人になってからの座薬は恥ずかしいですね…(婦人科診療さんざん受けてるくせに)あと入れる時の異物感よ。

正直ロキソニンとの効き目の違いはよく分からなかったけど背もたれなしであぐらかいて座れたのは大きい。
しかしベッドから降りる動作の時に左下腹部がめちゃくちゃ痛む…これ結構しんどいな。


お楽しみの昼食は、なんとビビンパ
デザートも生のパイナップルの好きコンボでめちゃくちゃうれしい。
もはや当たり前のように完食。これ普通のランチくらいの量あったと思う。かなりボリューミー。


午後は同室の空いていたベッドに患者さんが入りました。これで満室。
ビックリしたのはお二人共同意書等の必要書類を全て持ってきていなかったこと…緊急では無いようなのに何でや…
向かいの方はずっとパソコン叩いてお仕事してる模様。
隣の方は次々来る手術担当の方たちになんか色々質問してる。
なんか…すごいね…()
まあ私は痛みとの戦いで人のことどころじゃないわけで。

座薬が効いているあいだにと、廊下をよちよち歩いてみる。
まーーーー大したことない距離なのに、折り返し地点が遠い遠い…
1往復だけでまたおなかはいたくなるしものすごい疲労感。
体力すごく落ちると言われていたけどここまでとは。
1回1往復だけにして、トイレのついでに歩いてみよう、とこの後もう2回歩いてみました。がんばった。


夕食は、米飯、吹き寄せ煮、とろろ汁、アスパラときゅうりとカニカママヨネーズソースかけ、バナナプリン。
見た目以上にボリューミーでしたが、またしても完食。
空腹感を感じてないのに出されたものを食べ切れる自分が怖い。


また座薬を入れてもらって、就寝タイム。
何度もトイレで目が覚めませんように…