入院五日目

結局夜中にトイレに目が覚めたのは1回だけでした。
うおー!平和!
その時にもう座薬が切れてる感じだったので、今度はロキソニンにしてもらいました。
夜中ですしね…やっぱり恥ずかしいのでね…座薬…

朝。
鎮痛はやはり座薬の方が効き目が強いもよう。
昨日からの左下腹部の痛みが結構きつい。
元気に朝食完食。
米飯、お麩と玉ねぎの味噌汁、凍り豆腐人参煮、チンゲン菜小町和え、ふりかけ、ヤクルト。
パッと見、え、これだけ…?(´・ω・`)ってなるけど、食べ切るとちょっと動きたくないくらい満腹。
あと、汁物がうれしい。んで、さすが病院食、鰹だしをしっかり効かせて減塩してる。
朝からこういうおばあちゃんメニュー食べれるの何気にうれしい。


食後にようやくまともな便が出て、少しお腹が楽に。
腸も順調に動いてるようでなにより。
熱もすっかり平熱で安定してきました。

鎮痛剤のことを看護師さんに相談し、ロキソプロフェンとカロナールを処方で出してもらい、自分で管理することになりました。
双方6時間以上あけないと次が飲めないが、ダブルで効果が出ているとかなり楽なので、少しずらして飲んでいくことに。

あと、シャワー解禁になったので、鎮痛剤ダブルの効果中に入ろうということで、お昼前に月曜朝以来のシャワー。
髪を乾かして、部屋に戻って、脱いだ衣類やタオルを片付けて…疲労困憊。
ベッドで暫く動けず…。
普段何気なく当たり前にしていたことが、こんなにも重労働に感じてしまうとは…。
開腹はかなリ体力落ちますとは言われてたけど、こういう事なのね。
でも!ほんとうに身体中さっっぱりして心も体も軽くなった気分にはなったのでよかった!


さっぱりしたところでお昼ごはん。
グッドタイミングです。
米飯、酢鶏、鮪の和風ムニエル、切り干し大根人参油揚煮、バナナ1/2本。
酢鶏ってなんぞ…?と思ったら、酢豚の鶏肉バージョンでした。鶏肉よりジャガイモ率が高かったけど私はこれ好きだな。


昨日隣と向かいに入った方々、今日手術で、朝から隣の方が行ってるけど、向かいの方の開始予定時刻になっても全然戻らなくて。
約1時間遅れで向かいの方が手術室に行かれました。
お二人共腹腔鏡手術だそうですが、こんなに長時間だとご本人はもちろん、御家族も大変だなぁ…
年老いた、心臓と足腰の悪い母にこんな長時間ただ心配しながら待たせるのは酷だ。
そういった意味でも開腹を選んでよかったかな。
術後の負荷が大きくなるのは私が背負う業のようなものでしっかり受け止めようと術式が決まった頃から思っていたので、母への負担が極力小さくなるのが僅かな救いであると思ってもよいでしょうか…。


廊下を往復したり、休んだり、手術直後のケアでスタッフさん達が激しく出入りする音を聞きながらツイッターランドで同好の士たちの狂ったつぶやき(ほめてる)を眺めたりして、あっという間に夕食の時間。


夕食はなんとエビちらし寿司!
副菜はキャベツ竹輪ソテーと茹で枝豆。
おーいビールちょうだーーーい(晩酌しない民のくせに)
トレーに乗る器が最少で、ちらし寿司の蓋を開けても「えっ、これだけ?」という衝撃でしたが、
食べてみると普通に腹八分目になるではないですか…
どうした私の胃よ…お前はこんなもんじゃないはずだ…


消灯前に廊下をもう一往復して、夜に備える。
鎮痛剤2種は昼食後に薬剤師さんが持ってきてくれました。
夕方1度飲んだので、寝る前にもう1回ずつ飲んで、朝まで持つかどうか…
22時にロキソプロフェン飲んで、23時にカロナールを飲む予定なので、今カロナールの時間が来るのを待つ間にこれを打っています。

向かいからはスース〜寝息が聞こえる…よくそこまでしっかり寝れるなぁ…
術式が違うから比較にならないかもだけど、今日のおふたりには戻ってきた時から看護師さんが「痛み止め点滴に入れます?じゃあ入れますね!」って言ってるのが聞こえたんですけど…
私それたぶん言われてないんですが…なんで…
まあ、翌朝咳地獄に陥るまで欲しいとは思わんかったけどさ…
でもそこで初めて痛み止めくださいってコールしたら、「あれ?昨日使ってない?初めて使うんですね」って言われたの忘れてないぞ…

まぁいいや。今日は耳栓をして寝ます。
おやすみなさーい