入院2日目②

母には11時に病院に着いてて、と伝えてあったので、すでに着いてたかとは思うのですが、何せこのご時世、付き添いとはいえ病室への立ち入りは禁止でラウンジでひたすら待つのに加えて、手術室へ移動する前の5分くらいなら話していいとのこと…

正直何話していいか分からんよね…
この日を迎えるまでは、母にこの手術の付き添いをさせる残酷さ、親不孝さに打ちのめされて泣いていたのですが、いざこの時を迎えたら、緊張の方が勝っていました…
いや私本当に親不孝だわ…

そんなこんなで慌ただしく手術室に移動し、当然ながらスタッフさんたちは淡々と麻酔の準備を進めてゆく。
硬膜外麻酔の管を背中に入れて、口をマスクで覆われて、目が覚めたら手術は終わってました。

目が覚めたと言っても意識は混濁していて、母に話しかけられた記憶はあるけど何を話してたかは覚えてないし、
気分が悪いとかは無かったけど、
「おしっこ…おしっこもれそうなのにでない…つらい…」と何度も呟いていた記憶はあります()

外がだいぶ暗くなる頃にようやく頭がはっきりしてきて、でも体を動かすのはできない。
色んな管着いてるからまあ寝返りとかも思うようにできませんよね…
でも主治医の先生は体は動かした方がいいからコロコロしてくださいね~と言って去っていった。
ので、真面目な私はできる限り体の向きを変えましたとさ…

その後は1時間おき位に看護師さんがきて点滴やらバイタルチェックやらをしてくださいました。(術後ずっと37度台後半で氷枕してもらいました)
有難いんだけど…寝られねぇ。
スマホも手元になく、時間の感覚がなくて朝までがとてつもなく長かった…

夜にまたおしっこもれそうなのにでないつらい、な状態になり、ついにナースコールを押してしまった。
「あ、途中で止まってる!」と塞き止められてたところを解消してくれたら、おしっこ漏れそう感は綺麗に無くなりました。
500くらい出てるって言われた。
それマジで膀胱ギリギリ限界だったんじゃない…??ヤバ…
尿意を感じる神経は正常に働いていると実感できてよかった(ポジティブ)